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〜皮膚のパッチテスト〜
金属アレルギーの検査でもっとも一般的といえるのは皮膚のパッチテストです。皮膚科にて保険適応で検査できます。
皮膚に検査用絆創膏(ばんそうこう)につけた試薬をつけ判定します。 パッチテストの判定は国際接触皮膚炎研究班)基準を用います。
反応がでると赤く腫れたり、水泡ができます。 |
〜毛髪ミネラル検査〜
髪の毛には体内の有害金属が濃縮して出てきます(血液検査でも可能です)。
有害ミネラルの蓄積度(水銀・砒素・鉛・カドミウム等) 必須ミネラルの過不足がわかります。
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金属アレルギーの検査と治療の流れ |
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問診、視診をし、症状の特定をします。 |
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原因となる金属をパッチテストで特定します。毛髪ミネラル検査も参考になります。 |
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EPMA(X線マイクロアナライザ),ESCA(X線光電子分光分析),XRFS(蛍光X線分析)などの検査で、原因となる金属を特定できた場合、どの歯に使われているか検査します。 |
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原因となる金属を除去します。 |
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一定期間の経過観察を行いながら治癒傾向を見ます.(2,3ヶ月から1年程度) |
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取り除いた金属の代わりに、セラミック、レジンなど、金属以外の材料で直します。 |
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金属アレルギーの症状が再発しないか、定期検査を行ないます。 |
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- 東京医科歯科大学歯学部附属病院歯科アレルギー外来の報告によると、
原因除去療法が終了して 2 ヶ月経っても, 50 %以上の人は改善しなかったようです。
しかし、2 年くらい経つと、改善しない人は減り、改善傾向がみられる人が58 %と増えました。
- こうしたことから、金属アレルギーは原因物質を除去することにより、100パーセント治るとは言えないが
時間をかけて改善する可能性が高いことは言えると思います。
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